新花巻駅に着きました。 秋田方面への新幹線を待っている待合室には、地元ゆかりの有名人の紹介コーナーがありました。 花巻東高校からはプロ野球の菊池雄星選手、大谷翔平選手が巣立っています。 新幹線、秋田行きの「こまち」は新花巻駅に停車しませんので、まずは「やまびこ」号で盛岡駅を目指します。 岩手の最高峰、岩手山も見えてきます。 盛岡で「こまち」を15分ほど待っている間に駅弁を買い、「こまち」に乗りました。 秋田=盛岡間は、山形新幹線に同じく「ミニ新幹線」で、在来線にもう1本レールを敷いて新幹線を走らせています。車両は新幹線ですが、線としては在来線ですので速度も落ち、盛岡→秋田間を1時間半かけて走ります。 途中の大曲で方向転換となります。 定刻を数分遅れて、秋田新幹線の終着駅、秋田に着きました。 リゾートしらかみとの乗換え時間は5分ほど。秋田新幹線も5分ほど遅れていたので「秋田駅での乗り換えに間に合うかな?しかも、乗るリゾートしらかみ5号は車内販売ないから飲食物も買い込んでおきたいし…」と不安だったのですが、新幹線車内のアナウンスで「秋田駅でリゾートしらかみ5号は乗換えのお客様を乗せての発車となります」と聞き、ほっとしました。 新幹線車内のアナウンス、飲食物を取り急ぎ買う余裕もありました。 定刻を5分過ぎ、リゾートしらかみ5号は出発しました。 リゾートしらかみ、普通座席はリクライニングシートなうえ前後の間隔も広く、6時間近い長旅も楽です。 窓も大きめで、まさに車窓から景色を楽しむための車両です。 ボックス席、 固定椅子のある展望スペース さらに特筆すべきは充電コンセント。 全席指定ですが、快速電車ですので必要な切符は乗車券と座席指定券のみです。 しばらくは秋田市内を走ります。 追分を出た右手に、第100回全国高等学校野球選手権記念大会(2018年夏の甲子園)で決勝に進出し「金農旋風」を起こした秋田県立金足農業高校が見えてきます。 八郎潟駅周辺は、八郎潟干拓のエリア。かつては琵琶湖に次ぐ日本で2番目に広い八郎潟を埋め、水田を作りました。その水田が車窓の左手に広がっています。 東能代からは方向を転換し、いよいよ五能線に入ります。 徐々に海へと近づいていきます。 やや高めの場所や海際を列車が走ります! 日没時間を近づいてきました。 日本海に沈む夕陽が見事です! 初日にして、ほぼ望み通りの風景を眺めることができました。 秋田と青森県の県境を越え、岩舘から1時間弱で深浦駅に着きました。 夜の走行でしたが、特筆すべきは「北金ヶ沢の日本一の大銀杏」です。 黄色く色づく11月中旬~下旬の夜にライトアップも行われます。 列車はこの北金ヶ沢の大銀杏の近くを通りますが、通る間、速度を遅めて運行してきてくれました! 断腸の思いで下車を諦めていたところ、列車がゆっくり走ってくれ、暖かく快適な車内できちんと撮影することも出来ました! 写真のとおりの大迫力です! これで1本のイチョウですよ! 圧巻です。 その後、車内では暗い夜間の走行でやや退屈ではありますが、フリーWIFIのお蔭で退屈をせずに済みました。 川部に着き、奥羽本線と合流です。 弘前で方向転換後、リゾートしらかみ5号は定刻通り19時40分に青森駅に着きました。 GoToキャンペーンで予約した駅前のホテルへチェックインし、ホテルから頂いた地域振興券で晩御飯をいただき、とても充実した1日でした。
by zouchan6
| 2020-12-26 07:14
| 旅行 travelling
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